月明かりに照らされた六花の日記帳

アラミス様に堕ちて、美弥ちゃんを好きになりました。分からない事だらけなので、勉強の日々(*^^*)初心者ですが基本愛称で呼んでます♪更新はボチボチ。Twitter→@miyaruri_moon

宝塚花組公演ポーの一族感想。ターゲットがイマイチ分からない(゚ν゚)ウーン

 

 

⚠少々批判的な感想(あくまで六花の独断と偏見)+ネタバレ有りです。

それでもオッケーな方のみお読みくださいm(_ _)m

 

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(また後から1桁列...)

 

 

 

 

 

 

 

宝塚花組公演「ポーの一族」を観てきました٩(ˊᗜˋ*)و

 

観劇が終わって最初に思ったこと。

 

この作品のターゲットはどこなのだろう(・・?)

 

私のように原作を読んだ人にはムラのある総集編のように感じられ

原作を知らない人にはキャラの感情を追い切れない作品になっていたような気がします。

 

小池先生。原作への愛が有り余っているのは分かりますが、もう少しエピソードを絞って欲しかったですo(  ›_‹  )o

(ユーシスの場面とかは思い切ってカットで良かったのでは...)

 

確かに、エドガーやメリーベルの生い立ちを説明しとかないと最初からバンパネラだと思われかねませんが

他の方法は無かったのでしょうか...オリキャラも出していて完全原作通りを目標としていないのだから、ここは多少の改変を入れてでもスッキリさせた方が良かったのではと思ってしまいます(。-_-。)

細かくは全体の感想にて。

 

 

登場人物について

 

エドガー・ポーツネル(明日海りお)

ビジュアル、演技、雰囲気どれもかなり原作通りでした。

ただ、1つ残念だったのが

 

制服が似合ってなかったこと...( ´-` ) 

 

アランはれいちゃんが若いこともあってか?

一番大きいのはエドガーほどメイクが濃くなかったことだと思いますが

そこまでの違和感は無かったです。

が、エドガーはちょっと...(;-ω-)ウーン

なんか違う。

これが少年を演じる難しさなんだろうな~

でも、人ならざるもの感はバッチリでした

 

 

アラン・トワイライト(柚香光)

少年感はある。ビジュアルもカッコイイ。

だけど、れいちゃんのアランは原作のアランと決定的に違いましたそれは

 

れいちゃんのアランはちょっと強そう...

 

うん、これはこれでカッコよかったです。

 

れいちゃんが

 

アランよりも柚香光が全面に出てた気がしたんですよね~

以前原作の感想を書いた時に言っていた“柔らかさ”は残念ながら感じることは出来ずじまいでした(*´^`)

rikka2016sakura.hatenadiary.com

 

儚い硝子の少年と言うよりは少しヘタレの入った不良の様な雰囲気(´∀`)

 

あと歌が...私は上手い下手はほとんど分からないので気になりませんが、さすがに歌詞が聞き取れないのには困りました( ・∇・)

 

正直原作が素晴らしかっただけに、かなりうーん...です。

 

だがしかし

 

このれいちゃん転んでもただでは起きません。

何となく予想はしていましたが、ショーでの輝きは半端無かったです!!

水を得た魚の様にオレを見ろ!!!と客席に訴えかけます。

2階後方の私にまでその圧は伝わり、普段なら全体を観ようとオペラをおく男役群舞でもガッツリれいちゃんを追ってました(´>∀<`)ゝ

いやー、柚香光は凄いスターオーラの塊です。

いずれはトップになるのかな?

それまでにはショーはこのままで、

お芝居では役を柚香光に負けない様に演じることが出来るようになってて欲しいな♪

 

 

シーラ・ポーツネル(仙名彩世)

トップ娘役なのに、存在感がメリーベルに負けてます( ´ ▽ ` )

これは、ゆきちゃんのせいじゃなくって完全に演出のせい。

てっきりメリーベルはトップじゃないから、出番が少ないかと思ってたら原作並に出てくるのでシーラは割を食って少なめ。

ゆきちゃんシーラはタカスペに続きすごく人妻感があって良き母でした^^

 

 

リーベル(華優希)

再現度はダントツで一番高かったです!

ビジュアルから声からまんまメリーベル

余りにも清過ぎて、心の汚い私はあまり好きになれない所までそっくりでしたヽ(´▽`)/

背があまり高くなくて、エドガーやアランとの身長差があったのが良かったです。

 

 

気になった場面

 

ポーの一族登場場面

とにかくとにかくあの制作発表会見でも歌っていた、

“ポーのいーちーぞーくー♪”

って曲が好きなので、イントロが流れたときはキタキタ!となりました。

何だかこの曲病みつきになりますよねヽ(^ω^)ノ

断っておきますが、決してこの曲が話にマッチしていたとは微塵も思っておりません(笑)

まるで、エドガーもポーの一族である事を喜んでるみたいじゃないですか(´▽`) 

 

 

?の場面

なんの場面かは忘れたのですが、途中でターンテーブルから外れたのか壁が1つ動かなかった場面があったんですね。

裏からスタッフさんが出てきて押していたのが丸見えだったのはちょっとした衝撃映像(^^;;

 

エドガー大量発生の場面

エドガーが自身と葛藤する時やアランを惑わす時に出てくる8人の偽エドガー(笑)

もう笑うしかないです。

完全なるギャグ(°∀° )/

 

全体的な感想

冒頭でも書いたように、兎にも角にも詰め込みすぎで全てが駆け足。

衣装も各キャラにあってたし、セットも幾つあるんだよ!と言いたくなるほど沢山あり豪華...

でも全ては構成の悪さで帳消しでした(-_-;)

 

①登場人物の感情を追えない

私は原作を読んでいたので、それを思い出しながらほとんどの場面で感情を追うことが出来ましたが、読んでなかったらまぁまず無理。

駆け足過ぎて丁寧に感情描写をする余裕が無いんです。

そのため、登場人物別の感想でも分かるかも知れませんがビジュアルについてしか感想が書けませんでした(´._.`)

 

②語りベースor回想の部分が多すぎ

いったい、どの位これで済ましたのでしょうか?

帰って原作を見ながら確認した所

 

ポーの村←メリーベルを間違って打ってしまう話

リーベルと銀のばら←ユーシスの話。それなりに長い

 

記憶が曖昧なので正確ではありませんが以上の2つでした。

意外に少なくてびっくり( ・◇・)

観劇した時の印象的ではとても多かったです。

...多分舞台全体が回想よりちょっと詳しい程度だったから

そう思ったのかな?

 

③ラストが読め過ぎ&とりあえず終わらせました感が凄い

私は幕間の段階で進み具合から大方こう来るだろうなと予想がつきました。

と言うより、これしか終わらせる方法が無かったと思います。

(最後の場面は原作の第3話のラストです。原作はアランが火事に巻き込まれ消え、エドガーはまたひとりで生き続けるというラスト)

もしこれが簡潔に全体をまとめた上でのラストなら

それまではぎゅっと詰まった中で最後だけ余白を残すという形になり

綺麗だったと思いますが...

そもそもがごたついているので、

とりあえず終わらせました(*゚▽゚)ノ

って印象にしかならない...

 

 

小池先生...

私が宝塚を好きになるきっかけを作ってくれたAfOのテンポの良さはどこに行ってしまったんですか...(´;ω;`)

何で多くををやろうとしたんですか?

エドガーとアランの絡みを増やしたい、でもトップ娘役を出さないわけにも行かないという悩みが透けて見えましたよ...でも、そこは心を鬼にしてどっちかを選んでください。

すごく全体的に中途半端でしたヽ(;▽;)ノ

 

製作発表会見でも披露していたエドガーとアランの絡みや吸血シーン等

シチュエーションとしてファンなら盛り上がるだろう箇所は随所にありましたが、一般客また原作ファンの方々はどう思われたのだろうと言うのが気になります(๑• . •๑)?

 

最終的にポーを見て思ったこと

ショーが一番楽しかった!!!

(れいちゃんの凄さに気づけたし♪)

 

以上

批判的な感想となりましたが、これでポーの一族の感想を終わります(^_^)/~~

 

追記

ラストは第2話と第3話をくっつけたものではなく、第3話のラストです。

間違っていたので、書き直しました。

すいませんm(_ _)m

 

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