月明かりに照らされた六花の日記帳

アラミス様に堕ちて、美弥ちゃんを好きになりました。分からない事だらけなので、勉強の日々(*^^*)初心者ですが基本愛称で呼んでます♪更新はボチボチ。Twitter→@miyaruri_moon

月組公演エリザベート(代役)の感想~れいこちゃんフランツは優しくない~

kageki.hankyu.co.jp

 

 

私は美弥ちゃんのファンですが、出来る限り邪神を捨てて、観劇で受けた印象そのままの感想になるように意識して書いています。

しかし、あくまで私の主観による感想なので、えっ、私はそう思わなかった!みたいな方もいらっしゃるとは思いますが

そこのところは悪しからずm(_ _)m

(あと、その方が書きやすいし、分かりやすいかなと思い、本役と比較しながら書いてます)

 

 

 

ちなみに前回観劇した時の感想はこちら↓

rikka2016sakura.hatenadiary.com

 

 

それでは、代役フランツ(月城かなと)についての感想を書いていこうと思います(*゚▽゚)ノ

 

 

 

 


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フランツ・ヨーゼフ(本役・美弥るりか、代役・月城かなと)

全体を通して、プライドが高く基本的に上から目線の自己陶酔ぎみなお坊ちゃんな印象です。

完全に美弥ちゃん演じる“優しい理想の旦那”フランツ・ヨーゼフとは別人でした。

同じ歌でも、歌う人によってこんなにも印象が違うのかと思わされる場面もしばしば...w( ̄△ ̄ )w

 

 

皇帝の求婚は絶対

特に違うなぁと思ったのがシシィと出会い、フランツが君と共に歩んでいきたいと伝える“嵐も怖くない”のこの部分。

 

フランツからの求婚に対し

シシィ「なんてお答えしたらいいのかしら...」

フランツ「急すぎるね」

 

ここの「急すぎるね」のニュアンスがまっっったく違ったΣ( ̄□ ̄)!

美弥ちゃんフランツは

「やっぱり急すぎるよね...すまない。断ってくれても構わない、ゆっくり考えてから君の答えを聞かせてくれ」

れいこちゃんフランツは

「急すぎるね、でも君は皇后になるんだ、そうだろう?」

美弥ちゃんフランツはあくまでも相手の意思を聞いてるのに対し、

れいこちゃんフランツは自分の求婚を受け入れるのは大前提で段取りが早く進んでる事に対してのみ、急すぎるねとお詫びを言っている様に私は思えました。

 

 

良い人“かぶれ”

息子の死刑に対しての慈悲をこう母親へ、ゾフィーに命じられて却下を言い渡す際のこの歌詞

 

「もし選べるのなら、寛容で善意の名君と呼ばれたい」

 

美弥ちゃんフランツは、本当ににそこにいる母親への慈悲の心から来た言葉でした。

根は優しく国民を想う優しい聡明な皇帝。

自分の中にしっかりとした政治のプランも持っていそう((・・*)

でも、ゾフィーに逆らう一欠片の勇気がない...そんな印象。

一方、れいこちゃんフランツ。

絶対、母親を想う心からの言葉じゃない(笑)

寛容で善意の名君と“呼ばれたい”だけ、あくまで自分の為なんですね。

れいこちゃんフランツは基本的に国民に関心が無いんですよね〜、エーヤンと言うハンガリー国民を見る時とか完全に下々の者達を見下ろしてましたもん(笑)

その割に政治理念は持っている。

だかしかし現実的なプランは持っていなさそう...理想だけ異様に高く持ってるタイプ。

本人は自分ならゾフィーよりも良い政治が出来るのに!とか思ってそうですが、実際はゾフィー無しでは政治が回らなさそうです(-∇-)

 

美弥ちゃんフランツは聡明な良い人。

れいこちゃんフランツは理念だけは立派な良い人“かぶれ”なんです(^^;;

 

 

シシィを支える気はサラサラない

ここもまたれいこちゃんフランツの大きな特徴、シシィを支える気ゼロ(  ̄▽ ̄)

“皇后の務め”の時も、子供を取り上げられた時も、シシィがちょっと面倒臭い感じで助けを求めてきた時、一瞬イラッとしてる感じがあるんですよね〜、または、はぁ~⤵︎って感じ。

“子供の養育は”でも子供が鞭で打つのは酷いと言う主張に、何言ってんだコイツそれ位普通だろ...って内心思ってそうだし(笑)

極めつけはルドルフのお葬式の場面。

完全に心を壊して、ルドルフの棺に向かって私達は鏡どうし~とか聞こえるの?何処にいるの?と話しかけているしかシシィに対してれいこちゃんフランツ... 

ドン引きしております(; ・´ω・`)ウワッ

一応抱き締めるのですが、ぎこちない。

思いっきり戸惑ってます。

えっ、何か話しかけてるよ?!えっ、僕どうすればいいの??とりあえず抱きしめとけ!

みたいな(笑)

 

 

全体の印象

どちらも亭主関白を目指す古風な人間でしたが、

美弥ちゃんフランツ・しきたり<シシィ

れいこちゃんフランツ・シシィ<しきたり<自分

美弥ちゃんフランツは出来ればシシィには、皇帝の職務を助ける皇后らしい人間になって欲しいが、シシィがそれを苦とするならば無理しなくていいよ、僕が君に合わせるから。

とシシィ最優先。

前に観劇した時の感想記事でも言っていたのですが、美弥ちゃんフランツの言う

「僕は君の味方だ、でも母の意見は君のためになる筈だ」

「大丈夫だ。母の方が経験豊富だ、任せよう」

は全てシシィを思って、考えた結果、この選択が最良だと思っての判断だったと思います。

 

しかし、れいこちゃんフランツは神経質で頭が固い...途中で気がついたのですが、れいこちゃんのフランツはその辺が若干ラスパのスコットっぽかった気がします(・・ )

最初から最後までシシィを愛することはあっても、シシィを尊重した事は無かったと思います。

上記の言葉も、とりあえず前例通りにしたら上手くいくさ!という短絡的な考えが見えます。

 

どちらの方が良かったか、それは人によると思いますが、私はどちらも一長一短だったと思います。

美弥ちゃんフランツは余りにも魅力的で理想の旦那過ぎたために、シシィに全く共感出来ない...あと、最終答弁でやたらと“私の妻”、“オーストリー皇后にした”と強調するのは不自然。

美弥ちゃんフランツはそんな肩書きに固執してない!

その部分は、れいこちゃんフランツの方が自然。

私がエリザベートオーストリー皇后にして“やった”と本気で思ってそう(^^;;

 

逆に、夜のボートは美弥ちゃんフランツの方がしっくりきます。

れいこちゃんフランツはそもそも来ないだろ...自分から出向くなんて考えになさそう...。

美弥ちゃんフランツは、心の底からの「わかって欲しい、君が必要なんだ」

子供だの、自由だの、サラッと政治権までもかっさらうシシィに比べて、最初から最後までシシィの愛だけを求める美弥ちゃんフランツ...切ない...(><。)

 

魅力的故にシシィに共感出来ない美弥ちゃんフランツ、話の整合性は取れるけど魅力は感じないれいこちゃんフランツでした。

以上!出来る限り邪神なしの感想でした(*>∇<)ノ

 

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追記

何処までも感情的な感想

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