月組公演・クルンテープ感想〜“みやたま”こそ至高〜
いやぁ〜、良かったよクルンテープ!!
体感5分!どの場面もギラギラ派手派手で、黒燕尾はあるし、所々謎な場面(笑)が入ってくるとこも含めてThe宝塚なショーでした( ˆΟˆ )♪
あとね、何がそんなに素晴らしかったってね、ダイスケ先生が完全に需要を把握していて、それにしっかり対応してるとこ!!
しかも、このふたりをくっつけときゃいいんでしょ( ´・ω・)ノみたいな雑さも無く、“みやたま”、“ありれいこ”の良さを最大限に生かす構成。ブラボー♪♪
以下ネタバレを含みます。また、筆者はバリバリの新規で美弥ちゃん贔屓です。ちょこちょこ泣き言が入ります。
それでもOKな方のみスクロールお願いしますm(_ _)m
ありちゃん&美弥ちゃん&れいこちゃん
と呪文を唱え、クルンテープ(たまきち)を召喚します。
白の衣装に白のターバンを巻いて出てくるのですが、出てきた瞬間。
号泣...まではいかないけど、自然と涙が...大好きなんですよね〜この並び...もし美弥ちゃんがトップになったらこんな感じになるのかなぁ〜なんてね( ´•̥ ̫ •̥` )
まだ何も知らずに、お正月スペシャルを見ながら、この並び最高♡って叫んでいた頃が既に懐かしいです(笑)
美弥ちゃん、瑠璃色の伝説になる
オープニングがSuperVoyager形式でそれぞれの名前が歌詞に散りばめられているんですね。れいこちゃんなら「満天の星が 月の城へ誘う」、ありちゃんなら「千の星に飛び交う 蝶のように」みたいに、んで美弥ちゃん
「美しすぎた 幻のような 数多の夢 瑠璃色の伝説となり この地に眠る 夢は永久に 愛は永久に」
泣かないわけがない。
クルクルした黒髪ロン毛で、頭にゴテゴテしい塔乗っけて、金の鎧を着て歌ってても泣く。
初観劇時は、頭が混乱し過ぎ、一周まわって、
わ〜美弥ちゃん伝説になるんだ〜格好も金色だしなんかファラオっぽいし伝説感あるよね〜(T▽T)アハハ
みたいになってました(笑)
今改めて、パンフで歌詞を確認してまた号泣。
『美しすぎた幻のような数多の夢』は美弥ちゃんの宝塚人生、そして、この地(宝塚)に“男役・美弥るりか”は眠る。でも、皆の心の中にある夢(美弥るりか)は永遠。皆のくれた愛(美弥るりかへの)は永遠。
...うん、その通りだと思う。
男役・美弥るりかへの愛は永遠( *˙0˙*)۶
(注あくまで私の解釈です)
しかも、美弥ちゃんの階段降りもこの曲なんですよ。
千秋楽が怖い(・∇・)
“ありれいこ”による萌えの大渋滞
さて、美弥ちゃんいなくなったら宝塚観ないだろうなぁ〜と思っている私の後ろ髪を“ありれいこ”が全力で引っ掴んでくる場面(笑)
来ました!!!!!クルンテープの目玉の一つ!“ありれいこ”によるムエタイの場面です!!!ありちゃんのオラみとれいこちゃんのヘタレが炸裂した萌えしかない世界!!!
赤コーナー、オラみの増したバブちゃん王子(セコンドさち姉)
青コーナー、ひょうきん犬(セコンドなっちゃん)
お互いにオレのが強いんだ( •´∀•` )ヘッと挑発を繰り返すのですが...ありちゃん、何故に君はドヤる時卍ポーズをするのかい?
お前なんかに負けないぞっ!卍!!
みたいな(笑)意味わからないけど、とりあえず可愛い(´﹀`)
そして、リングに上がってまた変な動きをしながらドヤドヤを致しまして...遂に試合が始まった!
れいこちゃんが先制、連続パンチを繰り出す...シュッシュッシュッ!
この擬音、効果音だと思うでしょ?
違います。周りにいるオーディエンスが口で言ってるんです。シュッシュッシュッ!って。
これがねぇ〜、文字だと伝わりにくいんですけど、なんとも弱そうなんですよ(笑)
しかもれいこちゃん、あんだけ煽っておいてへっぴり腰だし...(  ̄▽ ̄)
パンチはパンチでも猫パンチだし。
てなワケで、当然ありちゃんにボコられダウン。
するとセコンドからチリソースみたいな液体を渡され、それを飲むと...元気100倍!むっちゃ強くなり形勢逆転、今度はありちゃんがダウンし、最終的にれいこちゃんの勝利。
(でも勝ち方は全くカッコよくない...背中におぶさってモグラ叩きですもん(笑))
その後、少年漫画によくある拳を交えることによって育まれる友情が生まれて戦友になって終了。
終始コミカルな雰囲気で、ピョンピョコピョンピョコと飛び蹴りをやり散らかすありちゃんと、元気100倍してからもヘタレが抜けないれいこちゃんをひたすら愛でるという素晴らしい場面でした(●︎´ω`●︎)ニマァ
やっぱり、“みやたま”
“ありれいこ”最高!なんて言ってる浮気者な私は秒速で引きずり戻されました。
“みやたま”こそ至高なり( ・ㅂ・)و ̑̑
かねてから、美弥ちゃんは体の中心に針金の様に研ぎ澄まされた芯が、たまきちには大木の様な圧倒的安定感を持った芯が通っており、その対比こそが“みやたま”の魅力だと思っている私です。
今回の“みやたま”による裸足でのデュエットダンス。
ドンピシャでした……(o_ _)oパタッ
裸足だからこその体格差。
全く同じ動きをするからこそ浮き彫りになる、ふたりの持ち味の違い。
全てにおいて、完璧!!
また、お馴染みの体格差萌えも去ることながら、ココで特筆すべきは、その表情にあると思います(*´▽`)ノ !!
ふたりとも凄くいい表情をしてるんですよ〜♡♡
たまきちの肩に美弥ちゃんが頬をのせてる時とか!
美弥ちゃんはたまきちに対して安心しきってて、目を伏せ、凄く安らかな顔してるんです。
たまきちも任せてください( ﹡・ᴗ・ )bって顔をしていて、持ち前の包容力と逞しい背中で、下級生ながら上級生である美弥ちゃんを支える。
美しい。それ以外の言葉は出てきません。
あと、あの瞬間を書かない訳にはいけません。
この場面、舞台の奥から始まるんですね、で、上記の様な事があった後、一瞬音が無くなります。
スっとふたりが近くによって、おもむろに美弥ちゃんとたまきちが手を握り、ふたりが舞台前方に走り出てきて、よりダイナミックに踊り始める。
あぁ...文章じゃ伝わらないですよね...この感動(> _ <)ハガユイ...
ほんっっっとに良いんですよ!ココ!!
観劇された方は分かりますよね?!
観劇がまだの方は是非観てください!!この一瞬だけで十分チケ代の元は取れます!!!
私的にポイントなのは、その時の表情が必ずしも良い未来を暗示しているものではなかったところです。
手を繋ぎ、クッと顎を上げ、遠くを見据えるのですが、その目は決して希望や幸せのみに満ちたものではなく、少なくない後悔や諦め、そしてこれからへと強い覚悟を宿していました。
お互い別々の道に行くけど、明るい未来が待っている\(^o^)/みたいな安易な演出ではなく、歌詞に繰り返し出てくる『一蓮托生』に象徴される様に、どんな未来になろうとこの二人は最後まで運命を共にする。そんな演出でした。
美弥ちゃんからたまきちへ、たまきちから美弥ちゃんへ、互いへの尊敬と絶対的な信頼感があってこそのこの場面。
ダイスケ先生ありがとうございます<(_ _)>
良い女、暁千星
今回、1番驚いたことと言えば、これ。
ありちゃんの女装!!
今まで見た全女装(美弥ちゃんを除く)で1番好きでした。
ピッチピチの超ミニスカから出てくる脚は、娘役の華奢なのとは違って筋肉質。
良い女感はあるのに、男運は間違いなく悪そうで、都合のいい女であると自覚しつつも、あんなヤツに惚れちまったあたしが悪いんだよ...(´<_` )とか言って貢いでしまうタイプ。
姉さん、カッッコイイィィィo(>∀<*)oキャー/
ありちゃんにここまでカッコイイと思ったのは初めてだと思います!
意外や意外、ありちゃん、女装似合うんだねぇ〜Σ( '-' )
ちなみに、この場面ありちゃん(女)&たまきちカップルとれいこちゃん&さくらちゃんカップルが出会い、たまきちとさくらちゃんが運命の出会いを果たすことから始まる泥沼愛憎劇です。
れいこちゃんがたまきちからさくらちゃんを何とか取り戻そうとするのが、何か少し違和感...(´・∀・`)
慣れですかね?
派手派手からの黒燕尾
ここまでの流れから、銀橋渡りも凄く派手な衣装なんだろうなぁ〜と思っていたのですが、せり上がってきた美弥ちゃんが着ていたのはスパンコールや色が殆ど無い、とてつもなくシンプルな黒燕尾。
少し物足りない様な気もしたけど、銀橋渡りの時はありのままの美弥ちゃん、黄色のターバンを頭に巻いて再度せり上がり群舞に加わる時は月組の美弥ちゃん。
これはこれで最後の公演に相応しいなと思えました(*^^*)
また、美弥ちゃんが銀橋を渡り終わると男役群舞が始まるのですが、美弥ちゃん大好き人間な私はセリ降りる際もしっかりオペラを構えております(笑)
横顔がとても美しい♡
階段降り
前作エリザでは羽が無かったので久しぶりに大羽を背負う姿を見ることが出来ました♪
毎度ながら、あぁ〜この幸せな時間が終わってしまう〜(´;ω;`)とシンプルに悲しくなります(笑)
あと、初日でも楽でもないのに降り注ぐ拍手の雨に改めて最後なんだな...と思わされました(。'-')
さて、他にもたまきちの謎のパツキンや、まゆぽん率いる長身ニューハーフショー等など、描ききれないほど沢山の見どころがあるクルンテープ!
AfOからのファンである私と致しましては、最初で最後の美弥ちゃんの出るショーです。
それがこんなに良作で、本当に良かったヾ(●´∇`●)ノ
ビバ月組!ビバ美弥ちゃん!ビバダイスケ先生!!
ここまで読んで頂きありがとうございます^^
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