月明かりに照らされた六花の日記帳

アラミス様に堕ちて、美弥ちゃんを好きになりました。分からない事だらけなので、勉強の日々(*^^*)初心者ですが基本愛称で呼んでます♪更新はボチボチ。Twitter→@miyaruri_moon

月組公演・夢現無双感想〜心の声は多いのに分かりにくいってどういうこと?〜

 

 

 

 

以下、ネタバレを含む、かなり批判的な内容となっております。また大好きな人の最後の公演ということもあって、かなり荒れてます。

それでもOKな方のみスクロールお願いしますm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 



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(幕のデザインは好きで、コレ見て内容も少し期待したんだけどね〜(遠い目))

 

 

 

 

 

もう、美弥ちゃん大好き人間としては怒り心頭な内容でして...1幕終演後の私↓

嘘でしょ...何でこんな美弥ちゃん少ないん?いや、嘘でしょ...歌少ない、セリフ少ない、一言二言喋って舞台を横切るだけってのの繰り返し...これ美弥ちゃんの最後の公演だよ...えっ、うそ(-"-) 

 

まず、何をさておき美弥ちゃんの出番の少なさに衝撃を隠せませんでした。

要所要所でチラッと出てくるミステリアスなキャラにしたかったのかも知れないけど、例えそうだとしても正直言ってその作戦は全然上手くいってなかったです(^^;;

 

そもそも、美弥ちゃんの扱いがどーのこーのの以前の問題として、この作品、超がつく程の駄作でした。

初日からTwitterでは“邪馬台国の風が吹いてる”と言われまくってるし...(  ̄▽ ̄)

(邪馬台国の風が吹くとは、とてつもないトンチキ作品つまり駄作であるという意味。また、併演のショーが素晴らしく最早芝居はショーを観る為の苦行と化している状態を含意するネットヅカ用語、花組公演・邪馬台国の風/sante!より)

確かにねクルンテープは良かったよ٩(ˊᗜˋ*)و

rikka2016sakura.hatenadiary.com

 

さて、そんな作品ですが、具体的に何処がイマイチだったかを書いていきたいと思います(´-ω-`)

 

 

 

蛇足過ぎる心の声

くどいくらいに何度も何度も出てくる心の声。

武蔵と小次郎が初めて出会った時、すれ違いざま『こやつ...出来る...!』とか放送で流れるんですよ!!!

要らないでしょ!!分かるよ、その位!わざわざ周りの人の動きを止めて、ピンスポ付けて散々2人を強調してるんだから!!!そもそも心の声は役者が表情や所作で演じるもんじゃ〜!!!ちゃんと芝居出来る人達なんだから、もうちょっと生徒を信じてよ、サイトー先生_('ロ'_     )_!!!

しかもここで何が最も問題なのか、それは!

散々心の声を使った挙句めちゃくちゃ分かりにくいってとこだよ(_•A•)_バァン!!

全てが中途半端に雰囲気だけで進むから、登場人物の心情が分かりにくい分かりにくい...よくある、えっ、いつ好きになったの?ってレベルではなく、この人らは何を考えてらっしゃるのでしょうか?ってレベル。

 

とはいえ、恋愛系の相関関係は百歩譲ってまだ理解出来た。

最もわかりにくかったのは、教えを説く系の人々の思惑とお通の言動。

そんな中でもいっっっちばん分からなかったのが、たくあん。

やってる事がしっちゃかめっちゃか...武蔵に対する態度にも違和感バリバリだし...なんか色々お説教してるけど、気分だけで説得力ないし...世俗にまみれてるけど物事の真理を見抜く鋭い人物にしたかったのかなぁ...もう分からな過ぎて言及することも出来ない(^^;;

 

 

 

関係性だって分かりにくい

心情の分からなさから派生して、当然ながら各々の関係性も見えずらくなってきます。

これは私の理解力の問題もあるのかもしれませんが、武蔵父&武蔵&小次郎の関係性が最初観た時まーーーったく分かりませんでした。

2回目にやっとこさ理解出来ました(・∇・)

武蔵は母に暴力を振るう父を恨んでいた→父の死後、父が唯一負けた相手小次郎に勝つ事で父に勝とうとする

ってことですよね?多分?

あとは、前の項でも出てきた教えを説く系の人々。まだ、たくあんさんだけなら言動が理解出来ないだけで、何とかなった!

しかし!途中でいきなり桑で殴りかかってきた挙句いきなりお説教してくるおじいさんとか、無刀流のおじさんとか...皆武蔵に説教し過ぎ(  °▽°)/

終盤の回想場面でセリにのって教えを説く系が3人一気に出てきた時は、誰が誰だか全く分からなかった...

(真ん中父、上手桑のおじいさん、下手は...誰?)

 

 

 

思わず頭を抱えるトンチキの嵐

 

武蔵が意識を失う→場面転換→ガバッと起きると枕元には誰かが!

以上の流れが計3セット出てきます。

(勿論、絵面も完全に一緒)

1回目はお甲、2回目は太夫、3回目は光悦。

うわ〜デジャブ〜(¯∇¯;)と思わず、呆れた3点セット。

 

こやつ...出来る...!

先程書いた場面です。

完全コメディーならば、このギャグ漫画的過剰な誇張の仕方もアリだと思いますが...(。-_-。)

どう考えても、他はそのままで心の声を無くした方がいいと思うんですけどね。

あと、武蔵と小次郎の初対面が団子屋?の前ってのもシュール。

 

いやいやいや...(′∇′ )

花の切り口を見ただけで、何だこの切り口は...!!花の瑞々しさが保たれている!!ってなって、弟子入り?する場面。

他の場面がしっかりしてたら、ギリギリ許容範囲だったかな?

 

意味無くうろちょろする小次郎

冒頭で述べたように、ひたすら舞台を横切り続ける小次郎。

何してるの?と聞いたら負けな気がする。

 

キリシタンである必要性とは...

舞台の端でシスターと十字架切ってたり、たまーに宗教用語を使ったりしていたけれど、話の大筋にキリシタン要素が噛んでくることは無かったし、かと言って小次郎のキャラ付けに使われていた訳でもないし、なんの為のキリシタン(・・?)

もしかしたら、裏設定で色々あるのかもね、でも、全然小次郎について触れないから、裏に隠れたままだよ〜〜〜(´TωT`)

 

一瞬で終わる巌流島

本当に一瞬。

ちょっと銀橋に出てきて殺陣やって、舞台に戻ってきたら、決着がつく。

盛り上がりもなければ、捻りもない。

(´º△º` )ポカーン

私ここまで色々疑問に思いつつも、期待してたんですよ!こうやって、美弥ちゃんを極力最小限に控えて、ファンをウズウズさせて、最後にバーンと大きな見せ場があるんじゃないかと!!!

そーゆー構成なんだろーなと、思ってたんですよ!!!

( 」゚Д゚)」<違ったぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!

しかも、決戦後はお通ちゃんとイチャコラして、小次郎忘れられてたよね...( ´•̥  ̫ •̥` )

 

 

 

 

全体の感想

普段なら登場人物一人一人の感想を書いてるのですが、今回は登場人物のキャラクターを認知出来るか否か以前の問題で、そちらを書く余裕が有りませんでした...

(れいこちゃんの又蔵とか結構良かったし、ありちゃんの方言?も新鮮だったんですけどね)

 

これまでカンパニーを駄作駄作言ってましたけど、ちゃんと登場人物について良くも悪くも書けたし、物語についても言及出来ました。

しかし、今回分かったこととしては、真の駄作については分からな過ぎて何にも書けないと言うことです。

具体的に何処が悪かったのか?

頑張って考えて書いてみたのですが、結論としては“全部”としか言い様がないなと思わざる終えませんでした(-_-)

 

泣いても笑っても、美弥ちゃんの最後の公演。 

ムラは無理でも、東宝では少しでも良いものになってる事を切に願います。

 

 

 

...とてつもなく暗い内容となってしまいましたね(笑)

朗報と致しましては、偽小次郎(れいこちゃん)と小次郎(美弥ちゃん)の対面の場面は、久しぶりの“みやれいこ”でニマニマでしたよ♡(๑¯꒳¯๑)

 

以上、無理矢理ですが明るい気分になった所で、夢現無双の感想を終わりたいと思います(^_^)/~~

 

 

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございます^^

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