月組公演・雨に唄えば感想~美弥ちゃん=色気が揺らいだ瞬間~
ねーねー( ノ・ω・)ノ
美弥ちゃんが“可愛い”って知ってた~?
美弥ちゃんと言えば、色気!二枚目!色男!って思ってたでしょ~
(...3つとも同じ事を言ってますね...まぁ、言わんとしてる事は伝わるはず)
あのね~!美弥ちゃんって
可愛いんだよぉぉぉぉーーーーー(」゚ロ゚)」
と私に教えてくれたのはコズモでした。
...という訳で、今回は
ミュージカル『雨に唄えば』SINGIN’IN THE RAIN
の感想です♪
⚠注意⚠
ネタバレ有り、ちょこっと文句(まではいかないけど)有りとなっております。
また、今回は一度しか観れていないため、いつも以上にニュアンスです。
記憶違いも多々あるかも...
(誤りを見つけた場合コメ欄で教えて頂けると助かります)
それでもオッケー♪な方のみスクロールお願いしますm(_ _)m
(今回も幕を撮っちゃダメだった...可愛かったのに(._.)ムラと東宝以外は基本どこもダメらしいですね)
登場人物について
映画の印象が強いので、どうしても比較しがちになってます(^^;
ドン・ロックウッド(珠城りょう)
最近、録画で見たばっかりというのもあるのですが、たまきちのドンの第一印象。
グラホの男爵じゃん(^ω^)
まぁ、ビジュアルは完ぺきに男爵ですからね~。
キャラもキザでタラシなとことか被ってますし。
(キャシーとの出会いのとことか特に)
原作よりかなり若くなったため、もとの様な
“若い頃は色々派手にしてたけど、今はある程度の分別を持って女性に接してます”
ではなく
“本当はもうちょっとハメを外したいけど、俺スターだし、リナもいるし、ファンには期待されてるしで少し無理して余裕あります風に振舞ってます”
って印象。
背伸びして頑張ってます感はバッティーにそっくり(笑)
(一応昔からモテてましたよ~的なセリフはあったけど...)
コズモ・ブラウン(美弥るりか)
通常
“伏し目&ウインク”に対し
ズキューン!!!キャーーーー(*ノωノ)好きーーー!!!!
今回
“おめ目くりくり&小首を傾げる”に対して
.........チョー可愛い(´・д・`)ウワァ...好き~~
とにかく最初から最後まで、色気完全封印で常に愛らしかった!愛しかった!
(でも、群舞くらいは色男になって欲しかったな...あの伏し目がちょっと恋しい( ¯▿¯ ))
コズモのネックは、バカでは無いとこでしょう♪
美弥ちゃん自身が知的な雰囲気を持ってるので、どんなにバカっぽく動いても、完全なバカにはならないんでしょうね。
道化なのではなく、道化を“やっている”が正しいと思います。
随所で頭の良さを感じる...
空気は読めるし、音楽の才能もあるし、サラッと社長に昇給をお願いしたりとちゃっかりした一面も持っている。
そして、なんてったてキャシーの吹き替えを発案したのも、“戦う騎士”の冒頭を発案したのもコズモ(・д・)/
一緒に原作映画を見た時、母が言っていた
「ドンの頭が良かったとこは、コズモと友達になったとこだよね。」
がまさにその通りだと思います!
よくよく考えると、全てコズモの描いた通りに物事が運んでるんですよね。
リナ・ラモント(輝月ゆうま)
公式のキャスト順ではキャシー→リナでしたが、舞台を見てこれは絶対リナ→キャシーだろ(笑)と思ったので、この順番にしました。
だって...
とりあえず出てきただけでウケるし、喋ったらもっとウケるし、わざわざオリジナルでソロ曲貰ってるし、フィナーレの時なんて男役の格好でカッコよく歌ってるかと思えば突然リナの声で歌い出したりやりたい放題だし...etc
うん、まゆぽん楽しそうだね(^∇^)
男役が女役を演じるって結構心の葛藤があるとか聞きますが、まゆぽんは誰よりもイキイキしてました(笑)
それに、再現度でいくなら圧倒的にリナがトップでしょう。
やってる事だけを見れば、ムカつくはずなのに、
悪声を顧みず自らノリノリでスピーチをしようとする程、この子はおバカだからと許してしまいます(笑)
キャシー・セルダン(美園さくら)
うーん、印象がない!
周りがキャラ濃いめなので、どうしても典型的なヒロインであるキャシーは地味な印象に...
でも、流石に首席入団なだけあって歌の上手さはピカイチで説得力がありました。
でも、ちょっと気になったのが“話し声”...がっつりアニメ声なんですよ(-_-)
今まで本公演では少し歌って、セリフもちょろっと位だったため、全然気にならなかったけど、全幕でそれなりに出るとなると...(;´・ω・)ウーン・・・
歌はいいんですけどね~。
これは役作りでこの声なのか、どの役でもこの声になってしまうのか...
主要キャラ以外で言うと、
手のひら返しがお得意の
ロスコー・デクスター(蓮つかさ)
リナと友達~!なのが凄く納得だった
ゼルダ・サンダース(叶羽時)
が良かったかな♪
印象に残った場面
ドン&コズモの下積み時代のタップの場面
以前、原作である映画の感想を書いた時に是非してほしい場面として挙げた場面です。
rikka2016sakura.hatenadiary.com
映画では緑のクソダサチェックパジャマを着ていて、是非それを!と期待していたのですが、残念ながら実現ならず...
流石にトップと2番手にクソダサパジャマは着せられないか~( ´ ▽ ` )
モノクロチェックのジャケットに黒ジャージ、カンカン帽を被ってて...映画と比べちゃうとかなり育ちの良さが出てしまっている。
宝塚でやる以上そこは致し方ないのかな、良さでもあるし♪
ぐちぐち言いましたが、やっぱり“みやたま”は良かったですよ(。-∀-)
たまきちガッシリ、美弥ちゃんチンマリ
(悪意は全く無いですからね!そこが可愛かったんですからね!!)
この体格差から来る持ち味の違いが“みやたま”のポイントでしょう。
それがドン&コズモにピッタリハマってました♪
同じ格好をしてると違いが如実に出て、そのアンバランスさが可愛さを生む。
腕をクロスして互いのバイオリンを弾きあう姿は最高です!
前回の狂喜乱舞した(笑)恋人同士?のバディスイとは180度反対だけどこれはこれで素晴らしき“みやたま”を見れたと思います。
Make 'Em Laughの場面
待ってました!美弥ちゃんの唯一のソロ曲!
...ここでワタクシ、痛恨のミスを犯しまして。
1回しか見ないくせについついガッツリオペラで美弥ちゃんのみを追っちゃったんです...
周りで色々起こってるのを、全く見れていない...もったいな~い~!
でも、オペラで凝視してたおかげで舌ペロが見れたよ٩(。•ω•。*)و
BADDYの時のエッローいやつではなくて、あっミスっちゃった(๑>•̀๑)テヘペロって感じ。
美弥ちゃんの事だから、分かっててやってんだろーなー
“戦う騎士”クランクインの場面
ドン&リナ最新映画“戦う騎士”のクランクインの日。
撮影が始まる直前にリナから
会社に電話して、キャシーをクビにさせたという事実を告げられます。
(黙ってればバレなかっただろーに...しかもドヤ顔で)
もちろんドンはブチギレるのですが、
撮影は始まってしまう...そこで無声映画だから口は何言っててもイイよね!
と演技はそのままで
(以下セリフは全てニュアンスです)
ドン・(跪き、手を取りながら)酷い女だ、なぜ彼女をクビにした。やり過ぎだろう。
リナ・(恥ずかしがりながら)だって私の顔にパイをぶつけたのよ、当然じゃない。
ドン・(リナを抱き寄せて)このガラガラヘビめ。
リナ・(ドンの目を見つめながら)だってあなたあの子が好きなんでしょう?
ドン・(リナに訴えかけるように身振り手振りを加え)僕はこれ位彼女を愛している!そして...!(手を大きく広げ)この位君を...憎んでいる!!
リナ・(ドンを拒みその場を立ち去る)この大バカヤロ~ウ!
ドン・(それを追いかけながら)地獄の底まで落ちていけ~!!!
動きはしっかり映画のストーリー通りなのがなんとも笑えます(´∀`)
発声の先生の場面
モーゼ♪ドゥルルルル~ル♪モーゼ♪ドゥルルルル~ル♪
歌いながら、みやたまで先生をからかう所も可愛かったのですが、この場面の注目ポイントは...そう!
アドリブ⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝♪
歌前後のやり取り&先生の小ネタは完全にアドリブらしいです。
(多分ですが、早口言葉の後~コズモが先生を椅子に突き飛ばす?がアドリブ何じゃないかな~?)
私が見た回だとハンカチを手の中に詰めたら、卵になっちゃった!
というド定番マジック。
歌って疲れただろうから、タンパク質をどうぞ~!とコズモに差し出すと
今は汗をかいたから、ハンカチが欲しいな~と言われ、卵を割ってハンカチを出したのですが、そのハンカチがシワシワ(タマゴに詰めてるからね)
結局、コズモは使わず、汗吹いたら?ってドンに渡してました。
(たまきち、ちょっと本当に拭いてた)
ちなみにこの日ソワレでは先生小さな花をパッと出したらしいのですが...あんまりウケなかったそうです(  ̄▽ ̄)
他のパターンがあったらコメ欄にて、教えて下さると嬉しいです(*^^*)
SINGIN’IN THE RAINの場面
Twitterで見てしまった初日の感想で雨が想像以上...もはや滝!と聞いていたのですが...
うん、確かに想像以上に激しい(o゚□゚)o
雨と言うより滝と言った方が近いと思います。
と、いうのもですね
雨の降り方が均一じゃないんです(  ̄▽ ̄)
上を見たら
あ~、こことそことあそこにホースがあるんだろーなぁ...と分かってしまいました。
大体5ヶ所くらい?
うーん、もうちょっと雨らしく降らせることは出来なかったのかな~(゚ν゚)
と思わずにはいられない。
場面としては良かったんですけどね...
“戦う騎士”の導入場面
キャシーの吹き替えで“戦う騎士”をミュージカル映画にしようとなったはいいものの、
いきなり騎士が歌い始めるのはおかしいだろ~という至極真っ当な判断&コズモ発案の斬新なアイデアにより、
新人映画プロデューサーがニューヨークに売り込みに来て、何だかんだあって(頭をぶつける?とか)、その人の作りたい映画の想像として“戦う騎士”に繋げる...要するに夢オチにする事になります。
(ここの所がかなり曖昧なので、もし覚えている方がいらっしゃったらコメ欄で教えて頂けたら幸いです。お願いします(>人<;))
んで、コズモがこのプランを社長に説明する時、実際の舞台でもその場面が始まります。
映像だからこそ出来るような表現が沢山あったので、ここは丸々カットも有り得るかな~?なんて思っていたのですが、
実際は概ね原作通りで上手いこと回していました。
例えば、ガーナダーンス♪のとこ。
映画では実際に並んだドアを叩いていくのですが、舞台では確かセットは無しで、叩く時にピンスポが一つ一つ当たってた記憶...間違ってたらすいません( ..)"
緑の女は少し美弥ちゃんの女装を期待したのですが、流石にそれは叶わず
麗泉里ちゃんがやっていました。
かなり幼くなった印象。
元が筋肉質の外国人アスリート!って方だったので、幼くなることで妙な生々しさが出てて...私はあんまり好きじゃないかな~、空想の世界設定だし(ー'`ー;)
美弥ちゃんは売り込みに来たプロデューサー(たまきち)を採用するエージェントでした。
全体の感想
雨に唄えばを見て、しみじみ感じたのが“意外性”の大切さです。
有名な原作アリ+曲もアリ+コズモ以外はハマるだろうと言うのが想像ついた+大きな改変なし
もちろん楽しかったし、美弥ちゃん可愛かったし、ムラならもう1回行きたいなとなるとこなのですが...
思った通りの展開、思った通りのハマり方、思った通りの面白さ
となって、うぉー!なるほどー!みたいなドキドキ感はありませんでした(。・_・`。)
最近スカステに加入したのもあって、初めて事前に稽古場映像を見ての観劇だったのですが...うん、見ない方がいいね。
唯一、どうなるかな~と思っていたコズモがめちゃくちゃ可愛いという事を先に知っちゃって、出てきた瞬間の盛り上がりが半減してしまった気がします(^^;;
結論
福岡東京日帰り弾丸ツアーを敢行したかいは、全然あったし、楽しかったけど、前作が衝撃的だったのと、事前情報を入れ過ぎてしまったので、ちょっと物足りなさを感じてしまった。
以上!
次のエリザは絶対に稽古場は見ないようにして、出来るだけ早く観に行こうと思います٩( *˙0˙*)۶
追記
先日、改めてライビュに行きました。
もうほんっっっっっとに何で私は物足りないなんて言ったんだろうと全力で後悔するレベルで、キャスト全員が可愛かったですO(≧▽≦)O
ライビュだから表情が良く見えるってのもあるのかもしれないけど...あと私が行ったのが2日目でそれから日々進化していったからってのもあるかも...
でも、この月の雨に唄えばは私にとって絶対に超良作だから( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン
後に、観に行ってない方が万一この記事を見て
へー、月組のコレ物足りなかったんだ~( ´_ゝ`)ふーん
ってなって欲しくないと思い追記しました。
美弥ちゃんコズモめちゃくちゃ可愛いかったからね!ここだけでも分かってヾノ。ÒдÓ)ノシ バンバン!!
ここまで読んで頂きありがとうございます^^
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