月明かりに照らされた六花の日記帳

アラミス様に堕ちて、美弥ちゃんを好きになりました。分からない事だらけなので、勉強の日々(*^^*)初心者ですが基本愛称で呼んでます♪更新はボチボチ。Twitter→@miyaruri_moon

月組エリザベート感想~やっぱり何事も向き不向きがあると思う~

 

お久しぶりです、1ヶ月更新していなかったら、はてなブログから更新の催促メールが来ました(笑)

六花です(*>∇<)ノ

 

1ヶ月更新していなかったのは超単純に観劇をしていなかったからと何より時間が無かったからです。

...そして、本日更新しているということは~♪

 

エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-を観劇してきました!!

 

ついに、雨唄ぶり(約3ヶ月ぶり)の生美弥ちゃんY(><。)Yイエーイ

と思って、ルンルン気分で観に行ったのですが...(^^;;

 

以下、感想になりますが中々毒が入っておりますので悪しからず( ..)"

※ちなみに、私は今回が初のエリザ観劇だけど、曲とストーリーは知っていて、場面毎には以前の公演を映像で見ている程度の人間です。

なので、トートはこうあるべき!みたいな考えは全くありません。

 

 

 

 





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登場人物について

エリザベート(愛希れいか)

流石に、ずっと憧れていた役というだけあって、完成度は高い!!

幼いシシィは、ちゃぴちゃん持ち前のお転婆感が見事にマッチしていていました。

 

そして、ちゃぴシシィの最たる特徴は皇后になってからの

バリキャリ感\\ ٩( 'ω' )و ////

繊細さや神経質さは微塵も感じませんでした。

 

私の中では、シシィって地位も名誉も美貌も良きパートナーも手に入れて

(私的にはフランツは過ちは犯すけど悔い改めるし、シシィの条件は飲むしで、良い旦那だと思うんですけどね...詳しくはフランツについてで。)

ゾフィーも最終的には追い出して、それなりに恵まれた環境にいるにもかかわらず、常に心を閉ざして、冷たく孤独で、少しヒステリックで感情で動く、危うさを孕んだ美少女or美女!

だったんですね。

 

でも、ちゃぴちゃんのシシィは知的で、最初こそ純粋にフランツを選んだのかもしれないけど、皇后になった後は原動力に感情はあるとは思いますが、全て考えた上で行動してる様に思えました。

フランツに条件を突きつける場面も、追い詰められて一方的に押し付けると言うより、こうしたら条件を飲んでくれるだろうという打算の上での“交渉”の様に思えました(  ⋅ ̯⋅  ) 

しかし、全てはシシィの思惑通り...とは行かず、ストレス過多により疲労困憊してしまう所も、またバリキャリっぽい(笑)

あくまで、“出来る女”ではなく“バリキャリ”とちょっと揶揄った表現を使ったのはこれ故です(´・∀・`)

 

全体を通して

私が考えていたシシィ

感情→行動

ちゃぴちゃんのシシィ

感情→思考→行動

って感じですね。

パンフのインタビューでも、シシィの聡明さに言及している所をみると、これは意識して演じてそうですね(*^^*)

 

あと気になったのは、あのおてんば娘がどのようにしてバリキャリになったのか...まぁ、これはルキーニが一曲で4年間をぶっ飛ばすという荒業をしてしまっているので描きようがないですね(笑)

 

 

フランツ・ヨーゼフ(美弥るりか)

色んな事を置いといて、これだけはまず叫ばしてください。

 

美弥ちゃんの髭は今後マジで勘弁してーーーーー!!!!!!ヾノ。ÒдÓ)ノシ バンバン!!

 

これに関しては完全に私の好みです。

美弥ちゃんにはやっぱりカッコよくいて欲しい!!

そして、私にはおじ様趣味はない!

いや、遊び人なおじ様は好きだけどフランツは違う!

 

...本当に、うん、ある意味褒め言葉なのかもしれないけど、

美弥ちゃん、かんっぜんに色男を封印してました(T_T)

もっと大人なムワッとした色気があっても良いじゃないか!と思わなくはないけど、あまり魅力的になり過ぎると話が成り立たないか...しょうが無いよね...役どころ的にね...でも~~~o(´^`)o ウー

みたいな事を悶々と考え続けております。(現在進行形)

 

さて、そんな美弥ちゃんフランツは思っていたよりマザコン感が薄くって、その代わりに聡明さが伺えます。

皇后の務めの時、シシィに「母の言うことは君の役に立つさ」と言ったのも、マザコンからではなく本当にシシィの今後を考えて、役に立つと思っての言葉だと思いました。

実際、宮廷を生き抜く上でゾフィーの助言は役に立ちそうだし...

 

政治についても、若い頃は色々自分の考えや理想を持ってそうだけど、度胸はないので言い出せず、自分の中に溜め込んでるイメージ。

(案外フランツに政治を任せた方が上手くいくんじゃない?とか思ったり...)

とにかく、若者にありがちの体の中で行き場を失ったエネルギー?がフツフツと燻っているのが見てとれました。

 

しかし歳をとることで、諦めや現実に向き合うにつれ、段々とそのエネルギーも消えていき最終的には旧体制に固執する保守的な大人となってしまう。

青年ルドルフに対して「ハプスブルク家800年の歴史は途絶えさせない」

と言い放ったフランツからは若い頃感じたようなエネルギーを感じる事は出来ませんでした。

もし、若い頃のフランツがあの場にいたらルドルフの考えに賛成してたんじゃないかなぁ~(・・。)♪

なんて考えたりもします(笑)

 

シシィに対しても、振り回されてるのではなく、折れてあげている印象。

フランツは優し過ぎるんだよ~!!

娼婦であるマデレーネと寝室に入っていく時も大臣達と違って前のめりにはならず、しっかり紳士然と手を取り腰に手を回して、淑女に対してと変わらない大切そうな扱い方でしたし...(  ´͈ ᵕ `͈ )♡

(ココ!今回数少ない私的キュンポイント!!)

そんでもって、あとでちゃんとシシィに謝ってますからね...あれ絶対バレなくても罪悪感に苛まれて自分から言ってそう...シシィ、許してやろ~うよ~ヾ(・д・` )

フランツはもうちょっと自己主張しても良いと思うんですけどね~、シシィに対しても政治に対しても...(  ¯ー¯  )

 

 

トート(珠城りょう)

だろうな〜と思ってたけど

とにかく人間味が強いΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

主要キャストの中で1番生きていたと思います(笑)

別に“死”が元気で悪くは無いし、小池先生も会見でエネルギッシュなトートを目指す的なことを言ってたし。

でも、今までのエリザを見てきて、それなりにトートに対して思いれがある人たち的には、どうなんだろうなぁ~ってのは凄く思いました。

 

そして、何より言いたいのが

前述の通り、たまきちトートは人間味が強いです。

かなり単純なヤツです。

感情出しまくりです。

だからなのか、妙にキャラクターが薄っぺらく感じました(  ̄▽ ̄)

なんて言うのでしょうか...観客に考えさせる部分が無いみたいな...だからブログで長々書く事も無いというか...(笑)

とにかくキャラの深みがない。

 

歌に関しては、会見より上手くなっていて、かなり努力したんだろうなぁ~とは感じました。

 

 

ルイジ・ルキーニ(月城かなと)

破綻もないけど、鬼気迫る何かもなく、凄く無難な仕上がりでした...(^^;;

全体的に声の調子を抑え気味で、要所要所で奇声や笑い声で狂った感じを出していっているようでした。

ただ唯一気になったのが、そのたまの奇声が若干浮いている様に感じてしまった点です。

どうしても、わざとらしさが出てしまってる気もします...(ー'`ー;)

でも全体的には良くも悪くもかなりまとまっている印象。

 

ルドルフ(暁千星)

ありちゃんルドルフは、いつまでもスーパーヒーローに憧れてる坊ちゃんってイメージ。

 

そもそも、ありちゃん自身にちょっと子供っぽい印象があり、その状態で「このままでは諸民族を抑えることは出来ない!古い帝政を排し、新しいドナウ連邦を作るべきだ!!」

って言われると

あっ、革命家達に上手い具合にのせられて、良くは分からずに言ってんだろ~チミ〜難しい言葉使っちゃってぇ〜ヾ(・ε・。)

と言いたくなってしまいます(笑)

でも、そんな夢見がちなルドルフだからこそ周りに君は英雄だ!と言われて反逆者になってしまったり、理想と現実のギャップを受け入れられず自殺しちゃうのに、無理が生じないんですよね(-∀-`

若者特有の理想への執着と、スーパーヒーローへの憧れと、脆さがヒシヒシと伝わってくるありちゃんルドルフでした♪

 

あっ、あと、自殺直前に軍服を脱いでシャツになる場面が好きです!

単純に、キチッとした軍服を脱いでラフなシャツ1枚ってのに何よりも色気を感じるのも多分にありますが

(神々の土地のドミトリーはマジでドストライクでした)

シャツ1枚になったら、一気に“男の子”感が増して、危うさも倍増で...

そんな無防備?な姿のルドルフとガッツリ着込んでるトートの対比がね...好きなんですよ( *˙ω˙*)و グッ!

誰か分かってもらえませんかね???

 

 

 

全体の感想

事前にエリザベートのストーリーを調べた時は、全く意味がわからない!となったのですが、

月組のエリザではそーゆー何でここでそんな事したの?とか何で好きになったの?みたいな疑問に対してしっかり対処している印象です。

(でもなぜシシィがトートを好きになるかは分かりませんでした...)

その為、全体に破綻がなく、ストーリーに一貫性を持たせることが出来ているように思えました。

流石、“芝居の月組”!!

 

想像していたよりは、各キャラをこなせていましたしね...

しか〜し!破綻がないのと面白いのは全く話が別です(*゚▽゚)ノ

 

ストーリーは有名だから展開の意外性は無いし、楽曲は確かに素晴らしいけど歌オンリーで魅せられる程の歌うまはいないし、何よりも大きいのが

破綻もないけど魅力的なキャラも皆無Oh…(´・∀・`)

やっぱり、キャーカッコイイ(≧∇≦)ってなるキャラは欲しいし、そうじゃないにせよ、せめて、共感or好感が持てるキャラ欲しい...!

 

こんな事態が起こってしまったのは、ひとえにエリザベートという演目が今の月組に合っていなかったからだと思います。

皆、試行錯誤して、月組らしいエリザベートを最大限のクオリティーで作り上げているのはとても感じました。

それでも、やっぱり観客は前述の様な感想を持ってしまう。

これは、もう演者の責任ではなく、エリザベート月組でやる事を決めた大人達の責任なんじゃないかなぁ(。-_-。)

どんなにちゃぴちゃんがやりたいと言っていたとしても、上層部が止めるべきだったと私は思います...( ´︵` )

 

とにかく、今の月組には向いていない!と思わざるおえなかった今回のエリザ。

皆さんは、どう思われましたか??

良かったらコメントで教えて頂けたら幸いです(*^^*)

 

ここまで読んで頂きありがとうございます^^

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